自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

FH7850

2013-11-08 | Weblog
 シマノDURA・ACEリアハブ。
 5年ほど前に手組みホイールとしてショップに組んでもらった。そのハブが虫食ってしまった。よく使っていたが15,000kmも使っていない。まだまだ走れる。
 虫食ったのは、リアスプロケット側。これがまずかった。7850の玉押しと一体となったハブ軸(ハブアクスルユニット)がもう廃盤となっていた。7850シリーズはハブ単体だけでなく、C50やC24という完組みホイールとして使われ、ハブアクスルユニットは共通だが、これも廃盤となっている。3Kさんでパソコン画面で確認したが、全くそのとおりで、仕入れることができないと言う。
 もともと7850は7800、7801の改良版である。軸に関係するところでは、7800の当初はベアリングリテーナーが使われていない。以前どこかで聞いたのだが、どうも設計ミスではないかと言われていた。コーンの直径に対しベアリングを詰めたところ隙間が空きすぎて、調整が難しい(回転が良くない)。それでリテーナーでベアリング移動を抑えた。これが7800の後期型で、その後7801として売られる。
 (7850と7800の違いはスプロケ側のベアリング位置で7850でシマノ本来の位置に戻っている。即ちスプロケの中ほどにベアリングが位置している。7800シリーズはカンパと同じくフランジの下にベアリングが位置している。)
 部品が取れないのは困るので、シマノ本社にFAXを送ったが、電話で回答してきた。やはりもう無いのだ。
 しかし、7850廃盤後、5年と経っていないのではないか。
 これは納得できない。DURAACEクラスは堅牢も売りとしており、(電気製品でも7年あたりは部品供給しているではないか)いくらなんでも早すぎる。
 11速へ、早く消費者を向けさせたいのであろうが、補修部品がこれでは、安心して移ることができないのではないだろうか。
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