自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

墓"

2015-03-23 | Weblog
NHKの録画「クールジャパン」を見ていた。テーマはお墓。
自分の家は子どもは娘二人なので、墓など作ってもそのうち無縁墓になって、墓地の片隅に墓石も片づけられることとなる。
だから、墓は要らない。骨は「楯が崎」(熊野の名勝地)に撒いてくれ、と遺言代わりに言ってきた。
番組を見ながら、考えが変わった。楯が崎は独身時代に磯釣りに何度も行った所でもあるし、結婚前に山の神とハイキングに行った所。景色は雄大(写真)で、大好きな所。だから、以前から散骨するならこの場所と思っていた。
でも、めっきりご無沙汰だし、思い直すのも良いかと。で、「乗鞍で撒いてくれ」と言った。そうだ、乗鞍で散骨することが現時点では一番ふさわしい。
娘にも、一昨年自転車で登って、景色を見た箇所を言って、ここへ自転車で登って撒いてくれ、と遺言した。(メンドウなことを頼んだもんだが)
墓石など要らんとも思ったが、何かしら、目安も必要かと、手のひらサイズの小さな墓石でも作って、乗鞍の散骨する場所にでもに置いてこようかと(公園法には触れるので内緒だが)。全く、「乗鞍教」の開祖としてもふさわしい。これ以上の場所はない!!
今年の「乗鞍」には、墓石を背負って登ろうか、と山の神に言うと「墓に点々がつくだけよ」といなされた。
コメント (4)