自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

生兵法は大怪我のもと

2016-03-08 | Weblog
先週、職場の自転車部「部長」から「前の変速機をいじっていたら上がらなくなって変速できない」と修繕の相談を受ける。自転車部顧問の出番かと、「治してやろう」と、まかせておけ宣言。
家から三角スタンドを持ってきて、昼休みに調整。ワイヤーを外して、前の変速機を「①ガイドをギアと平行に、②歯とは1~3mm」と取説も確認せずに覚えていた知識で調整した。
なにしろ前変速機を取り付けるのは、2008年モデルのジャイアン号を組んで以来、7、8年ぶり。おぼろげながらの作業。なんとか前は変速するようになったが、どうもガイドが平行とはいいがたい様子。後ろの変速もいまいちだ。ちょうど「部長」が様子を見に来たので、修繕能力を見せようと、再度、変速機を外して調整しなおそうとした。
きつく締めたねじをぐりぐりと緩めると、くりくりとアルミの糸くずがねじ山と一緒に出てくる。「げぇ!」
やってしまった。どうやら雄ねじを締める時に斜めに無理無理入れ込んだらしい。雌ねじ部分はアルミなので、ステンの雄ねじでなめてしまった。雌ねじが削れて二度と変速機は固定できなくなってしまった。
結局、我が家に入院して、部品購入することに。
部品はシマノFD-2203F(直付け)。3Kさんに相談するも廃盤と伝えられる。何しろ自転車は2009年ジャイアンDEFY3、FSAの52-42-30Tが付いている。(ロード入門用3×8)
現行部品はFD-2403だが、アウターは50T対応。2009年DEFYトリプルは52Tなのでガイドに難あり。今や50Tが普通なんだ。
結局ネットで中古を仕入れたが、送料の方が高いという値段(部品は約500円)。安くはついたが、全く「生兵法は(大)怪我のもと」の顛末。

自転車の方は、後輪のワイヤーゆるみも取って、変速も良好。車体もきれいに掃除して、見違えるようになった。他人の自転車だが、綺麗にすると愛着がわくような感じだ。
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