箱根駅伝を昨日に引き続き見ていたが、最後の鶴見中継所で、これは創価大の優勝間違いなし、と見切りをつけて、誰もいない婆さん宅へ正月の焼香と油絵の「描き初め」に行った。
しかし、午後からでは「描き初め」の方も気が入らず、2時間余りでの帰宅となった。それで知ったのであるが、世の中、何が起こるか分からない、ということを証明するような結末であった。
ところで、婆さん宅の床の間には正月用に翁の面の絵(掛軸)を掛けている。(写真:部分)祖父が昭和9年に、自分の還暦に描いたもので、脇に「天下泰平国家安穏 今日の新禱代」とも書かれている。祖父は昭和21年に他界しているので会ったことはない。が、絵は上手そうだ、と思う。字も達筆だし、密かな競争相手なのだが、全くかなわない。
自分は、今年は「古希」を迎えてしまうので、逆転劇となることは既に望めそうもない・・・。