今日は以前から行きたかったランチの店へドライブで行くことに。他に、御園の山田奉行所記念館、玉城の村山龍平記念館などが行くあて先。
まずは、旧御園村にあった「山田奉行所」の一部を復元した施設へ(入館料無料)。ここで地元の方から15分ほどお話を聞きお勉強。遠国奉行として佐渡、長崎とともに置かれた山田奉行所。伊勢神宮遷宮の奉行や鳥羽が風待ち港であることから海上保安庁の役割も果たしたという。お白州は実際は屋根があったとか(しかし復元の際、現在のイメージを優先した)とか、一般人の裁きは地元の組織が行うため牢はなかったなど聞かなければわからない。大岡越前はここでの4年の勤務(2人奉行)の実績で吉宗に取り立てられ南町奉行になった・・・とか。俳優の加藤剛も来ていて、1/2縮尺の関船が五三丸とか命名され、本人のサインも残る。東山君も来るべきだな・・・なんて。
ランチは明和のトラットリア・ルンガルノ。久しぶりに美味しいイタリアンで満腹。
腹ごなしに田丸城址をゆっくり散歩する。この城は織田信雄が北畠の一族を朝餉の時に謀殺した所でもある。江戸時代は紀州藩の支城であった。眺望の利く立派な石垣が残る100名城の一つ。散策の後は村山龍平記念館(村山龍平は朝日新聞の創設者で茶道・美術品にも造詣深い数寄者。神戸御影と大阪中の島に村山龍平ゆかりの香雪美術館がある。香雪は村山の号)へ。ここで「玄甲舎」という田丸城の家老の別宅兼茶室があることが分かり職員の方の案内で訪れることに。江戸後期に建てられた茶会用の建物だ。丁寧な説明を頂いて帰宅の途へ。