昼から雨が降りだす天気。絵の作業と共に、先日来の仮額製作を続行。
8号用の方は塗装も終わって、絵を入れ、木ネジで裏から留めて完成(写真)。50号の大きな方は、今日1回目の塗装。同じ進捗でないのは、50号の方は角の木の合わせ目にひびが入ってしまったので、再度パテを埋めていたため塗装が遅れた。
しかし、塗装し終わったら、再度、合わせ目に亀裂が入ってしまい、塗装の上から、再度パテ埋め。50号の方は、長辺で127㎝あり、細長い枠だけ(裏に3㎜べニヤで補強・固定しているが全面固定でないため)なので、ねじれに弱いためではないかと思う。絵を入れ固定すればそうでもなくなるかも、と。初めての事なので予期せぬ事も起る。
額の塗装は「ジェッソ」の黒を2回塗り。小木曽先生の動画の通りなのだが、アクリルジェッソは、本来、キャンバスの下塗り用なので、皮膜の強度は弱そうだ。マットで良いが、艶消しの黒の一般の水性塗料のほうが表面は強いはず。まぁ、この上からも塗れるので、都合悪ければ塗り直しすれば良いだろう、と。
仮額はアクリル(ガラス)板が無いので、直接絵の表面を見ることができるのは良い点カナ。元々、ガラス等の入った額縁は空気が交換せず、長期にはカビが生えてきたりするなど、絵には良い環境ではないのだ。