このところ、描く方は熱が入らず、絵の額縁を自作している。(写真)
経費5000円近くの木材を購入し、F50号とF8号を製作中。仮額とは、アクリル(ガラス)が入っていない展示会用の額。
展示会では時々キャンバス枠に直接木材を張り付けた簡便な額も見かけるが、これは箱額という形で、手間を要する。5月に鈴鹿市役所市民ギャラリーで「丘の会」展示会を開催するが、50号の方は、その時に使用しようと考えている。
F50号のアルミ製仮額は昨年15000円ぐらいで購入し持っているが、一般的な額縁は、キャンバスの端が5,6㎜程度欠けてしまう。絵の周囲を縁で抑えるためだが、絵具は傷つくし、あまり嬉しいものではない。
絵を描く時に欠ける分を考えて描けば良いだろうが、そんなことをあまり考えて描いているわけでないので、額にはめる時、ちょっとがっかりするんだよね。
ということで、箱額であれば全部出せるので製作してみた。
製作には、小木曽誠先生の動画を参考としたが、木材サイズはオリジナル。しかし、間違ってしまった。本来、縦に高さの違う2本の木材を重ねるのだが、水平に重ねて作ってしまった。おかげで、内側の低い方の縁はキャンバスより低くなり「学生が間違える」と言っていた先生の言葉通りの間違いを犯してしまった。
気が付いたのが、寸法で切断した後だったので、どうにもならず、そのまま作業。写真のような姿に。8号のほうは余った材でついでに製作(以前描いた8号の絵を置いてみた)。
苦労したのは45度に木材を切断し、合わせる事。写真下部のスコヤ2種は40年前近く買った物で、今回、墨入れに活躍。胴付きノコで切ったが、真っすぐ切るのは素人では難しい。
今は45度切断ならスライド丸鋸全盛で、こんな事やる人いないだろうけれど。おかげで、隙間を埋めるパテの大盛りとなってしまった。
色は黒に塗ろうと思っている。