自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

神君伊賀越え

2022-07-11 | Weblog

 土曜の「NHKチャリダー」は「神君伊賀越え」と題し、狂言師茂山宗彦氏の3日間の旅であった。地元ネタでもあるし、興味深く見た(録画で)。
 しかし、「いも峠」を越えて(ここがハイライトでこのコースを採用した理由なのだろうが)、南の方から回って室生から伊賀入りするとは、初めての説であった。解説としては、家康は分散して影武者を立て、様々なコースで逃げた、という事なのだが・・・。
 確かに、家康と別れ、宇治に近い方のルートをたどった穴山梅雪は殺害されているので、家臣が家康を守るために、別れて、逃げるルートをたどった、というのは事実であろうが。ただ、この時、家康は4つも5つも別れるほどの手勢を引き連れて堺にいたわけではないだろう。
 地元としては「神君」は、通説の御斎峠を降りたコースで三重入りしたと思いたいところ。
 番組後半では、名張の近鉄北側を走る風景、百地砦に立ち寄ったり、関の街(深川屋)の風景、加えて、下の庄の県道、中の川の右岸堤防道など、いつも走っている道が出るのはなにやら嬉しい。最後のゴールは岸岡山展望台。ロードに乗る前はMTBで急坂の登り降り、階段走行の練習をした所。少し前は、婆さんとの散歩場所となじみ深い所だけに感慨もあった。

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