自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

展覧会はしご

2023-04-16 | Weblog

 今日は名古屋へ絵の展覧会のはしご。
 まず最初に、県芸文8階の「白日会」名古屋展。白日会は写実の殿堂のような団体で、自分としては見ごたえのある絵が多い。見出しの絵は愛知の曽さん(中国の方)。トルストイ「戦争と平和」の本を抱え、白樺の小枝を持つ(白樺の花言葉は「忍耐」。背景は戦場のように暗い、がこの婦人の顔は希みを抱いている。)題名は「白樺の葉」。背景の一部が体と同化しているのは・・・。
 写実的絵画で好きな画家、河野圭一郎の「風は運んできた」(下の写真)

こんな絵が描ければいう事ない。モデルもいるけどネ 。東京で開催された本展の移動展なので、数は160点ぐらいと本展に比し少なめだが、1時間半ほどかけて鑑賞。
昼をはさんで、同じフロア―で開催中の「一水会」中部展。こちらは地元中部地区の作品展。点数も少なめ、30分ほど鑑賞。白馬の秋景色の絵が印象に残った。(下の写真)

3つ目は、松坂屋で開催中の「春の院展」。これは日本画だが、内容は充実。人出も多く、混んでいた。日本画は材料が異なるだけで、今や洋画と変わらない自由闊達な絵が多いので、参考となる。
下の写真は春の院展賞受賞作。「想ー北端」(礼文島?の夕景)

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