自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

運動脳

2025-02-01 | Weblog
 1月に読んだ「スマホ脳」の前の著作を読んでみたくなり、中古を取り寄せ読了した。
 新版では「運動脳」という題名に変わっているが、旧版では「一流の頭脳」(見出しの画像)。この題名は売らんがために日本で付けられた題名。内容とは趣旨が違うのではないかと思いながら読んだが、現在は改訂されている。(原題はBRAIN)
 ミミズも、昆虫も、人間も持っている「脳」の役割は「移動する事」。動物と植物との違いだ。約100万年の歴史を持つ人間も24時間でその歴史を見るならば、狩猟採取の生活は23;40まで。農耕生活となり、工業化は23:49:40秒からの時点。インターネットは1秒前だ。進化の過程の中ではほんの一瞬。
 要するに狩猟採取の生活の期間に基本的な脳の働きができ、その事は今も変わっていない、ということ。目先に旨いものがあれば、腹一杯食べるのも生存活動に必要だったし、その方が子孫を残せる。毎日10㎞以上駆けなければ獲物は捕れず駆ける事に脳は報酬をだす。体力は健康、知力を高め、生存競争に勝つことができる。
 「運動脳(一流の頭脳)」の著者は、運動こそが脳活動の基本。毎日30分のウォーキングあるいは週3回は45分以上のランニングを進めている。心拍を上げることも大事。基本、有酸素運動。認知症の予防にもなる。メンタルにも良い。数読などパズルでは認知症には効果が無い。薬より、運動、というわけだ。
 なんと、週2回のサイクリングではいささか回数が足りないのかも。
 ということで、今日は午後、試しに2.8㎞ほど歩いてみた。うち、1㎞はランニング。何年かぶりに駆けてみたが、膝にショックがあるんだな、これが。普段着のまま行けるし、自転車と違い、手軽ではある。45分のランニングはとてもできないけれど・・・。
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