帰宅途中で本屋に寄った。太宰治が特集されて、平積みされていた。なるほど少しブームが作られているのかと驚く。
22日のブログの「人間失格」の装丁は庫田叕(てつ)という洋画家だった。初めて知る名前である。他にも装丁は行っているようだ。名前を意識していたことはないのでどんな絵を描いているのか判らない。でもしゃれた装丁は絵のプロである。
さてネタも切れてきたので、最後に古い本。昭和13年改造社刊の「麦と兵隊」火野葦平著。徐州会戦の従軍記。雑誌「改造」に掲載され、大評判となり出版。小説ではなく同年5月4日から22日の従軍日記である。残念ながら初版ではない。9月初版だがこの本の11月で9刷を重ねている。当時300万部の超ベストセラーとなり、「徐州徐州と人馬は進む~」の軍歌「麦と兵隊」はこのベストセラーにあやかって作られたものである。
この本は親父の遺品。自分が集めたものではない。
絵を描いたのは洋画家「中川一政」1893年生まれの1991没。長生きで多芸である。
22日のブログの「人間失格」の装丁は庫田叕(てつ)という洋画家だった。初めて知る名前である。他にも装丁は行っているようだ。名前を意識していたことはないのでどんな絵を描いているのか判らない。でもしゃれた装丁は絵のプロである。
さてネタも切れてきたので、最後に古い本。昭和13年改造社刊の「麦と兵隊」火野葦平著。徐州会戦の従軍記。雑誌「改造」に掲載され、大評判となり出版。小説ではなく同年5月4日から22日の従軍日記である。残念ながら初版ではない。9月初版だがこの本の11月で9刷を重ねている。当時300万部の超ベストセラーとなり、「徐州徐州と人馬は進む~」の軍歌「麦と兵隊」はこのベストセラーにあやかって作られたものである。
この本は親父の遺品。自分が集めたものではない。
絵を描いたのは洋画家「中川一政」1893年生まれの1991没。長生きで多芸である。
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