そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

おじさんの携帯マナーが悪い理由

2005-11-17 23:46:07 | Diary
電車の中で着信音が鳴り、周囲を憚らず通話を始める。
そんなマナーの悪い乗客がいまだに存在する。
自分の経験上、そういった乗客の大部分を占めるのは年配の男性、”おじさん”である。
何ゆえおじさんの携帯マナーは悪いのか。

もちろんモラルの低さというのもあるだろう。
けどそれよりも、一般におじさんの携帯電話を扱うリテラシーが低いことの方が大きな要因なのではないか。

電車の中で着信があっても、後で着信履歴を確認すれば誰からかかってきたのか分かる。
電車を降りてからかけ直せばいい。
もし留守電が入っていればメッセージを確認することもできる。
あせって電話に出る必要はない。

ところが、リテラシーの低いおじさんは、着信履歴の確認をする方法を知らない。
履歴からリダイヤルする方法も知らない。
ましてや留守電やメールを確認する方法なんて知るはずも無い。
だから、かかってきた電話にはその場で出なきゃならなくなってしまう。

しかも、めったに電話がかかってこないので携帯をカバンに入れており、かかってきてもすぐわかるようにマナーモードにしていない。
というか、そもそもマナーモードの設定の仕方も知らない。

そういうことなんじゃないだろうか。

そりゃ年代的に機械に弱いというのは仕方ないけど、冷たい言い方をすれば、その程度のこともできないんだったら携帯を持つ資格が無いんじゃないか、と思う。
携帯電話メーカーも、少なくとも、
・着信履歴の確認の仕方
・留守電の確認の仕方
・マナーモードの設定の仕方
だけは、わかりやすーく操作できるような機種を売って欲しい。
最近、ツーカーから「通話専用」の機種も売り出されてるが、通話だけでは不十分で上記の機能は付けておく必要があると思う(他の機能は要らないので)。
コメント
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