明日からつかえるシンプル統計学 ~身近な事例でするする身につく最低限の知識とコツ (現場の統計学) | |
柏木 吉基 | |
技術評論社 |
昨年『統計学が最強の学問である』を読んで、ちゃんと統計を勉強してみるか、と思い立ち買った一冊。
その後「積ん読」になってしまっていたのを一念発起して掘り出して読んでみた。
…が、初歩的すぎた。
特に最初の3章は「平均値とは、中央値とは」「ヒストグラムとは、散布図とは」など、基本の基本の内容であまりに既知。
4章以降、相関分析や単回帰分析の話になり、多少読み甲斐が出てくるが、新たな知見はほとんど得られず。
強いて挙げれば、Excelで近似曲線を引いたり決定係数(R2値)を出したりってこんなに簡単にできるんだ、と認識できたこと。
機会があれば使ってみるきっかけにはなりそうです。