そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

『アジアの戦い』の感覚が蘇る

2015-01-13 23:43:47 | Sports
ブラジルW杯のアジア予選が終わって以降、日本代表の国際試合もW杯モードで欧州や中南米・アフリカの強豪国との対戦中心になったので、「アジアの戦い」もずいぶん久しぶりに感じる。
今大会の初戦は、これまで飽きるほど対戦したバーレーンやオマーンやヨルダンではなく、あのパレスチナであるという点は少々新鮮だったけど。

正直強い相手でなかったね。
落ち着いてコースを狙ったミドルシュートによる先取点は、さすが遠藤!とは思ったけど、そこに至る場面を振り返ると、森重からのなんの変哲も無いビルドアップの縦パスを受けた乾が、横にいる遠藤にごく普通に繋いだらパレスチナのバイタルの守備がスカスカだったり。

ザック日本の時とほぼ変わらぬ顔ぶれのメンバーとはいえ、前半はサイドを広く使って長短のパスを早めに展開して、日本代表のサッカーも変わったなというイメージを抱かされたけど、後半早々4点目を取って以降、停滞してしまった。
(しかし、清武はハノーファーで覚醒したかと思ったら、代表に来ると以前通りの感じに戻っちゃうなあ)

回しても回してもシュートチャンスを作れない、低い精度のクロス、敵のラフプレー、ゲームをコントロールできない審判のクオリティ、カウンターやセットプレーの一発に脅かされる危うい守備、等々。
これまで散々してきた「アジアの戦い」のいやーな記憶が蘇る。
岡崎は相変わらず元気なので、本田や香川が大会の中でだんだん調子を上げていってくれれば違いを見せてくれると信じたいが。
次のイラク戦以降、苦労しそうな予感がするなぁ。

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