我が家の庭には毎年この時期にメジロのつがいがやって来ますが、今年はメジロの他にシジュウカラ(四十雀)やジョウビタキが姿を見せてくれました。
「ジョウビタキ」
この鳥を見た時、モズかと思い、念のためネットで調べてみたらジョウビタキの雌のようです。
ネットでは、ジョウビタキの雌は全体的に薄褐色でモズの雌に似るが、モズの方が大きいこと、嘴の形がモズでは頑丈で下に曲がっていることで識別できる。と説明しています。
ジョウビタキの全長は15cmくらいで、オスは頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色。メスは体が灰色味のある茶色。翼に白斑があります。
日本では冬鳥で、積雪のない地方で越冬し、平地から低山の農耕地、住宅地、公園、河原などに生息するようです。
名前のジョウは「尉」で銀髪のこと、ヒタキは「火焚」で、火打石をたたく音に似た音を出すことからジョウビタキと呼ばれるのだそうです。
翼にある白い斑点をキモノの紋に見たてて、モンツキドリという地方もあり、時々ぴょこんとおじぎをして尾をふるわせる仕草をする可愛い冬鳥です。
「西瀬戸内地方にあるジョウビタキの民話」
昔、スズメとモンツキドリ(ジョウビタキ)は姉妹でした。母親が重い病気になったとき、スズメはお歯グロを塗っていましたが、すぐやめて駆けつけたので死に目に会うことができました。
ところがモンツキドリは、化粧をしたりモンツキを着たりと時間をかけたので、死に目に間に合いませんでした。怒った父親はモンツキドリに「もう、こんりんざいタベモノをやらない」と言いました。
だから今でもモンツキドリは、おじぎをしているのだそうです。
いっぽうスズメの口もとが黒いのは、途中で塗るのをやめたお歯グロのあとだということです。
・ジョウビタキの雌のようです
「シジュウカラ(四十雀)」
シジュウカラ(四十雀)はスズメ目シジュウカラ科の鳥です。
小形で、頭頂やのどなどは黒色、背は緑黄、頬と胸腹は白色で、胸腹の中央に縦の黒色帯が1本あります。
この帯が太いのがオスで、細いのがメスだそうです
・シジュウカラ(四十雀)も姿を見せてくれました。
シジュウカラは全長14.5cm、体重は14gくらいで、日本ではほぼ全国に分布していますが、北日本に多く、西日本には少ないそうです。
この鳥は平地から山地の林に生息しますが、住宅地で見ることも多く、市街地でもおなじみの鳥です。
「ツツピン ツツピン」と鳴いて、鳥の中でもいち早く春を告げる鳥と言われています。
四十の雀と書いてシジュウカラと読みます。
名前の由来は、たくさん群れるから、という説や、スズメ40羽に対してこの鳥1羽という交換条件から名づけられたという説もあります
「メジロ」
メジロは椿などの花の蜜が好きで、我が家のチロリアンランプの蜜を啄みに飛来してきます。
・毎年メジロはつがいで飛来してきます。このチロリアンランプの蜜が余程好きなのでしょうね。
この他にもスズメやヒヨドリ、時々名前の分からない野鳥なども姿を見せてくれます。
自宅に居ながらバードウォッチングができると言うのは有り難たく、贅沢ですね。