NHK-BSの番組に “にっぽん縦断 こころ旅”があります。
これは俳優の火野正平さんが相棒のチャリオ君(自転車)に乗って日本全国を走るもので、その目的地は視聴者のエピソードを元にした「こころの風景を」を訪ねるものです。
今月14日に放送された鹿児島県の喜界島の旅では、冒頭に「平家上陸の地」の石碑が映っていました。
喜界島と言えば鹿児島県の奄美群島の北東部に位置し、鹿児島市から約380㎞南にある太平洋に浮かぶ小さな島です。
壇ノ浦(山口県下関市)の戦いに敗れた平家の残党が鹿児島に敗走し、更に小舟に乗って380㎞南の島にまで落ち延びていた事を初めて知り、驚愕するとともに皆さまにもご紹介したいと思い取り上げることにしました。
「平家上陸の地」
鎌倉時代初期に、壇ノ浦の戦いで破れた平資盛以下約200名の平家の残党が西方向へと落ち延びて行き、健仁2年(1202年)、ここ沖名泊に漂着し喜界島へと上陸した地点だと言うことです。
「平家森」
平家の残党が落ち延びて行った場所は各地にありますが、ここ喜界島の平家森もその一つです。
説明はこの石碑だけなので、これ以上の詳細は不明です。
・「平家森」の石碑です。