金環日食
今朝、金環日食をご覧になりましたか?
日本国内では、九州南部から東北南部までの太平洋側の広い地域で、8300万人が金環日食を観測できるそうであり、このように大勢の人が国内で観測できるのは実に932年ぶりの事だそうです。
また、国内で金環日食が観測できるのは87年9月の沖縄以来25年ぶりで、東京では173年ぶり、大阪では282年ぶり、名古屋では932年ぶりと言われています。
今朝、長池公園を散歩していると1時間も前からアマチュアカメラマンの人たちがカメラを構えて準備をしていました。
今朝7時の大阪・熊取地方は雲が出ており、観測が危ぶまれました。ところが、7時20分頃になると雲が切れて太陽の光が射し始めました。
この頃には金環日食直前であり、太陽が殆ど隠れていることから夕方のような薄暗を感じました。
金環日食については、殆どの方が日食メガネやテレビでご覧になっている事と思いますので、今日はピンホール法で撮影した金環日食をご紹介します。
ピンホール法とは、1ミリくらいの小さな穴を通して日食を間接的に見るもので、私は使用済みのテレホンカードの穴を利用して撮影しました。
・7時25分の日食です。使用済みテレフォンカードを利用したので、このように5個の日食が見られました。
・7時27分、金環日食が始まる1分前の太陽です。
・7時30分、5個の金環日食を映し出しました。
ニュースを観ていると珍しい現象のベイリービーズが観えるとのことであり、テレビ画面を撮影しました。
ベイリービーズとは、日食の際に月が太陽を隠し、月表面の凹凸の地形によって日光がビーズのように見える現象を言います。
・これがベイリービーズです(NHKテレビより)
・これもテレビ画面を撮影した金環日食です。(NHKテレビより)
次に日本で金環日食が見られるのは18年後となります。