頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

本日イベント「野鳥と昆虫の観察会」を開催しました

2023年07月23日 | 紅葉
梅雨が明けて暑い日が続きます。
が、生命力あふれる子供たちにとっては、いよいよ夏休み、活躍の時きたる
といったところでしょうか。
本日も小さなお子さん11名が頑張って歩いてくれました。

講師は、ナチュラリストの山下眞佐子さんにお願いしました。

まずは、カブトムシやクワガタが集まる樹木や虫の生態の解説です

しばらく歩くと、いました、コクワガタ
暑い日中は、虫たちもあまり表に顔を出さないと予告しておいた反動で、
参加の皆さんのテンションがグッと上がります


おっと、この特徴的なエラの張った後姿は、
でました、ミヤマクワガタ、大物登場です

樹液酒場の常連、カナブンたちも

いる木、いない木、皆さんコナラの木の吟味中です
カブトムシ、ウスバカミキリ、キマワシも見つかりました

熱中症注意、ホオノキ台で、給水休憩

おおおっ、と声がしました、何がいたのでしょうか、大きなカエルだそうです

偶然木漏れ日のスポットライトが「カエル?」と「帽子のわんちゃん?」に


さて、本日のルートは、先日の災害の影響もあり、いつもより遠回りです


ようやく、栂野尾の池に到着
たもで、ドジョウすくいの要領で、水生生物を探します
ザリガニ、オタマジャクシ、トンボ類を見ることができました


暑い中2時間の歩きでしたが、皆さんご協力ありがとうございました。
ちびちゃんたちも、泣き言なしで頑張ってくれました。
山下先生、暑い中講師をしていただきありがとうございました。


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7月13日豪雨災害

2023年07月15日 | 紅葉
7月12日~13日にかけての記録的豪雨により、あちこちが被災し対応に忙殺されています。

先日、「お知らせ」に載せましたが、入口周辺ロータリー(860m)および
第1駐車場の利用はできますが、その他の道路は通行止めとなっております。

ご迷惑をおかけしますが、ご了解願います。









遊歩道につきましては、尾根筋中心ということもあり、ほとんどが通れます。

「サカキのこみち」など一部については、通行禁止の黄色テープを張ってありますので、通行はご遠慮ください。

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アジサイの観察その2

2023年07月06日 | 紅葉
引続きアジサイの話、というかアジサイ周辺のはなしです。
装飾花が開き、しばらくして本当の花が咲き始めた頃から、アジサイ周辺は虫たちで賑やかです。

「ガクアジサイ」に飛来、ニホンミツバチ?

ハナアブの一種、ホソヒラタアブかな
装飾花の中心にある本来の花は、雌しべが退化のようですが、花粉はあるようです

マメコガネ
アメリカで外来の農業害虫「ジャパニーズ・ビートル」として悪名高し、残念
左にいるあなたは誰ですか
あちこちにたくさんいます
ハナアブの類と思ってましたが、
よくよく調べると、ツマグロキンバエ
ハエの仲間でした

目のしま模様、伸びる口器が特徴です
ゾウのようです

エイリアン出現、スペースキンバエ

この小さなハエなどを狙った面々もいます

コクサグモ
アジサイの間に棚状のクモの巣を張って待ち受けます

何カマキリでしょうか、何匹もいました

キボシアシナガバチ
アジサイの葉裏にいました
低いところに巣をつくるようです、気を付けましょう
名の由来は巣の蓋が黄色だから、だそうです

シオカラトンボ ♀(ムギワラトンボ)
カメラの周りを何度も行ったり来たりしてモデルになってくれてたんですが、
突如として♂が現れ、一瞬の早業で連れ去られました

他の虫を撮ったりして、しばらくしてふと見ると、このようなことになっておりました
トンボの交尾
♂は、あらかじめ、尾先の性器から胸の副性器に精子を入れておく
♀を見つけ、首根っこをシッポ先の付属器で挟み摑まえる
♀は尾先の生殖器を♂の副性器にあて精子を受けとる

薄紫の高貴なベットの上で、神秘的な営みがおこなわれておりました




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アジサイの観察その1

2023年07月06日 | 紅葉
頼成の森で「花しょうぶ」に次ぐ準主役級の花が「アジサイ」です

庭や公園に植えられるアジサイは、「ガクアジサイ」と「アジサイ(ホンアジサイ)」に大きく分けられます

装飾花が、両性花を額のように取り囲んでいるのが「ガクアジサイ」

球形で装飾花だらけなのが「アジサイ」

この「アジサイ」は、もともと房総半島や三浦半島などに自生するガクアジサイを改良した園芸品種とのことです
(ちとややこしいのですが、1行上に書いたガクアジサイは1つの自生種のこと、冒頭の「ガクアジサイ」は額のように囲むもの全てを含んだ表現です)

「ガクアジサイ」
下の写真で、紫の花のように見えるのが、装飾花で萼片が変化したもの
装飾花に囲まれた中に、たくさんの両性花があり、3分の1ほど咲いています

これは上の花とは別の花の写真ですが、
小さな花弁、雄しべ、雌しべがあり、結実もするようです



「アジサイ」
ほとんどが装飾花に改良された園芸品種
装飾花の真ん中の小さいのが、本当の花の部分
中央下の花が一つだけ咲いています、小さな花弁、雄しべが見えます
雌しべは退化しおり、結実しないと言われています

こういうのもありました
中央に装飾花のない花があります
両性花として機能し結実する可能性もあるようです

装飾花は、早くから開いて目立ちます
しばらくして本来の花が咲きますが、花が終わると同時期に枯れていくようです


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空を踏みしめて

2023年07月03日 | 紅葉
タイトルの写真はお察しのとおり、外に出て寝っ転がって撮りました。
いい歳こいて、ばかばかしいことをやっております。

あの男はなにをやっているのだろう
空を踏みしめてとは、いったい何をいっているのだろう
とお思いの事と思います

1つ前のブログでアメンボが登場しました

その時撮った別の写真がこれです
どうです、
いかがでしょうか、
足先の着水面がレンズ状になって空を映している
私としては、6つの足が空を踏みしめていると思っていただきたい
そう切に願う次第です

足先の毛とそこに分泌される油が水をはじき、
それと水の表面張力と体の軽さが相まって水面に浮かぶとのこと

この足元の感じや水面の光がおもしろく十数枚写しました
これなぞは「トンボ池に宇宙ステーション出現」てな感じ、かな?

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祭りのあとの静けさの中で

2023年07月03日 | 紅葉
花しょうぶの花もすっかりなくなりました。
誰もおらず静かです。
時折、小鳥たちの声が響きます。

そんな静かな中でも、営々と自然の営みが続いています。

オオシオカラトンボ、
黒いサングラスでワイルドです
枯れた2番花の元に止っています

トンボ池、
スイレンやコウホネが少々咲いてます


モノサシトンボが産卵中、
6月4日のブログで紹介したのは、エゾイトトンボの産卵
さっきのオオシオカラトンボは初見、いやはや、色んなトンボがいるものです

スジブトハシリグモ
素早く水面を走り虫などを狙うハンター
時に水中にもぐりオタマジャクシなども狙うこともあるとのこと
ねいの里の竹内さんに聞きました、いつもありがとうございます

コセアカアメンボ
これもハンター、取っ組み合っています、獲物の奪い合いと思われます

こちらのハンターさんは?
起きてますか~、モリアオガエル?

サクラ草の池では、
アサザの花でモンシロチョウが食事中でした
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オカリナ演奏 2023

2023年06月25日 | 紅葉
花しょうぶ祭り名物ともなっているオカリナ演奏会、
優しく響く懐かしのメロディーに、自然とお客さんが集まってきます。
オカリナの自然な音色に、鳥たちも共演ということもありました。

演奏頂いた皆さまを、順に紹介させていただきます。

【6月9日(金)】
① オカリナの風

【6月12日(月)】
② フィオーレ

③ フォンターナ

④ オカリナアンサンブル こだま

【6月13日(火)】
⑤ コスモス 

⑥ かめり~な

⑦ エーデルワイス

【6月14日(水)】
⑧ かなりあ

⑨ ぷらせ~な

➉ 輪音

【6月15日(木)】
⑪ 夢音

⑫ こころ音 ♪ YuRina

⑬ カナリーナ

【6月16日(金)】
⑭ こぶし

⑮ なでしこ

⑯ ひまわり

【6月17日(土)】
⑰ カメリア

⑱ ハートエンジェリーナ

⑲ Fuwa Fuwa
トリのFuwa Fuwaさん、
この日は森林科学館館長生誕の日、
“ハッピーバースデー”のサプライズ演奏もして頂きました

皆さん、どうもありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

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祭りが終わりました、皆さまありがとうございました

2023年06月19日 | 紅葉
10日間の「花しょうぶ祭り」が昨日閉幕しました。
たくさんの関係者の皆さま、来園いただいた皆さま、ありがとうございました。
おかげさまで事故等もなく無事終了することができました。

最終日も良い天気、たくさんの皆さんに来園いただきました。

祭り終了の17時、静かになった花しょうぶ田です。
ここは、大テントを出て、目の前に花しょうぶ園が広がる場所、
多くの皆さんがここで撮影されたことでしょう。

左手前の霧ヶ峰、今は何もないですが、開幕を紫の花で飾ってくれました。
正面手前の白い花、朗風(ろうふう)、一番写真に写った花かもしれません。
今は2番花が少しとなっていますが、開幕当初から活躍してくれました。
祭り期間ぴったりに咲いてくれた花しょうぶにも感謝です。

本日の開花状況は、先程「花しょうぶ開花状況」コーナーを更新しましたのでご覧ください。
あと2~3日は見れるのではないかと思っています。

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祭り9日目、ド快晴

2023年06月17日 | 紅葉
朝方、露をまとった花しょうぶが、斜光を受けて爽やかにきらめきます。
本日は、時間がたつにつれ、爽やかな露転じて大汗をしぶることとなりました。

陽が昇り、日差しが強烈になってきました。
本日は、ド快晴、日傘の花も沢山咲きました。

あなた様も、暑い中、お疲れさまでした。

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オカリナ演奏中アカショウビン鳴く

2023年06月15日 | 紅葉
見頃を迎えた花しょうぶ園、今日も多くの皆さまに来て頂きました。

さて、オカリナ演奏会
鳥もオカリナに負けじと鳴いています、的なことを前振りで言ったのですが。

カナリーナさんが「空も飛べるはず」を演奏中それが現実のものとなりました。
アカショウビンがすぐ近くの林で「キョロロロ・・・」と特徴的な声で頻りに鳴き始めました。


楽しくなって共演したのか
対抗心を燃やし負けじと鳴いたのか
「わしは空を飛んどる」と言いたかったのか

いろいろ妄想を巡らせながらオカリナ演奏を楽しませていただきました。


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花がら摘み

2023年06月14日 | 紅葉
祭り6日目の朝、
遠くに菅笠が見えます。

「花がら摘み」の最中でした



1番花は3日ほどでしぼんでしまいます。
1番花の脇には2番花が控えています。
しぼんだ花を摘みとり、2番花を綺麗に咲かせるための作業です。


こうして花しょうぶ田が綺麗に保たれています。
作業の皆さん、ありがとうございます。

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祭り5日目 見頃に突入

2023年06月13日 | 紅葉
主たる田は見頃を迎えたと言ってよいでしょう。
お客さんも鋭い嗅覚をお持ちの様で、平日ですが、かなりの入込です。

本日は、曇り空に時たま陽が射す、コントラストありあり天気です

アジサイも咲き始めましたので、主役になってもらいました。
1号田沿いのアジサイ

2号田沿いのアジサイ

オカリナ演奏会、土曜日まで1日3回、
オカリナの優しい響きで、懐かしのメロディーを楽しめます。

「ようこそ」看板、
雌伏の時を経て、いまこそ活躍の時来たれり。

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小雨の花しょうぶ園

2023年06月11日 | 紅葉
祭り3日目の日曜日は小雨です。
花しょうぶが、しっとりとして、一段と艶やかに気品高く見えます。


先ほど、開花状況コーナーの写真を更新しましたが、本ブログではそれとは違った写真をお届けします。

1号田、ちょっとしゃがんで、よっこらショット

2号田


中間部は、谷が狭まり陽当りが悪いので、いつも開花は遅れます。

入口から歩くこと約1km、お疲れさまです。
一番奥は、谷が開け陽当りが良いので、そろそろ見頃でしょうか。

さて、タイトルの写真にしたのが、これ
名は、「白玉兎(ハクギョクト)」

うさぎ年にちなみ出演いただきました。


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「第38回 頼成の森 花しょうぶ祭り」開幕

2023年06月09日 | 紅葉
「第38回 頼成の森 花しょうぶ祭り」が開幕しました。

朝方の雨もうまい具合に上がってくれました。
昨日は、大テント内での式典を考えていたのですが、外で、花しょうぶ園の近くで行うことができました。

開幕式では、地元の東般若保育園の皆さんが、「世界に一つだけの花」の曲に合わせ、かわいらしい踊りを披露してくれました。
ありがとうございました。




10日間の会期の初日としては、まずまずの開花状況です。


花しょうぶ祭り名物となった(と思う)オカリナ演奏も始まりました。
スケジュールは下のとおりです。

飲食、物販コーナーもあります。


また、土曜日曜は中央あずまやで野点もやっています。
500円で抹茶を一服できますので、少し歩きますが、是非寄ってみて下さい。

タイトル写真は、式典で花瓶に飾られた花々でした。

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6月4日備忘録(トンボ池編)

2023年06月04日 | 紅葉
本日のトンボ池はにぎやかでした。
ちなみにトンボ池は、花しょうぶ園の最も奥の池です。

えー、遠くに見えますのは、モリアオガエルの卵塊でございます。

コウホネとトノサマガエルに光が差し込みました。

クロスジギンヤンマ・・・と思う

さて本日のメインイベントは、エゾイトトンボ(・・・と思う)の産卵でした。
何組ものカップルが飛び交います。




水面に影が映り、💛マークができました。
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