今年になって初めての対面です。
上部は樹木でいっぱいなので、少し暗い地面にひっそりと咲いていました。
小さい上に、うつむいているので、中々気づきません。
木材が不足して高価であった時、山は全て杉・ヒノキであってほしいと全国民が願った
時代がありました。
この世論をうけ県内でも沢山の明るい杉の新植地が誕生しました。
一番喜んだのは、ウサギやワラビ、ササユリだったのではないでしょうか。
ササユリなどは抱えきれないほど採ることも可能でした。
(でも、なぜかササユリは惜しい気がして採れなかったものですが…。)
めったにお目にかからない今が当たり前で、山いっぱいにササユリの香りが漂った
あの時代が特別だったのかもしれません。