日本画は、お気に入りの部品を組み合わせて描く、いわば妄想の世界を描くことが多い。
実写でないから、非日常的な風景が画面一杯に展開される。
だが、時にはどうやって水は流れるのだろうか ? と首をかしげる絵もある。
つまらないことを気にしてはいけないと自分に言い聞かせるのだが、会場を出るまで
気になって仕方がない。
大家の絵となるとなおさらである。
その点、頼成の森では、水は滞ることなく 速やかに下流に流れる。
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さて、7月13日のブログに掲載した森への入口は、余りにも鬱蒼(うっそう)と
しているので、このたび少し散髪しました。
森へのメインゲートになる場所なので、馴染みやすいように少し広めに整理しました。
もともと、このような姿だったのですが、以前の伐採後、多様な侵入植物があって
伐りそびれていたものと思われます。
明るくなったこの一角では、再度いろいろな植物の侵入が始まると思います。
観察を続けたいものです。
下の写真は7月13日のブログに掲載した 整理着手前の写真です。
少しは、さっぱりしたのではないでしょうか。
さて、頼成の森には、適度に起伏のある未舗装の散策路は、20キロメートル以上
整備されています。
真夏でも涼しい緑のトンネルは、美容・健康・学習に、ご家族、グループで大いに
活用してください。