頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

金銀の輝き

2017年03月01日 | 森林
  
真ん中の白片や周辺の白点々は、何?
この驚きは写真では、表現されない。

林道ひよどり線を巡回していると
道路法面に無数に輝くものが!
水滴にしては、強烈な輝き
朝日を受けてキラキラと輝いている。

よく見ると犯人は雲母片でした。
大きいものは、長辺で10mm超えも!
堆積岩の層に雲母を含むことは知っていたが
地表に拡散しているとは知らなかった。
雲母は軽いから雪水で表面におしだされたものか。

 
落葉広葉樹林を密かに乗っ取ろうとするのは、常緑広葉樹。
最近の温暖化傾向の中で一層勢いを増している。
常緑広葉樹は、遊歩道の視界を遮り
光を根こそぎ取り上げるから林床植物を無くしてしまう。
だから、今、ソヨゴ、ヒサカキ、イヌツゲを集中的に伐際している。
この作業が完了した遊歩道は見違えるように爽やかになる。
特に女性には好評だ。
しかし、なぜか小口が変色しているソヨゴが多い。
切られたソヨゴは、猛烈な勢いで萌芽が始まる。
彼らは絶滅しない。
コメント
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