頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

なにげない樹木 されど有用な樹木

2017年06月26日 | 植物


樹木は、一般的に木材として建築材や合板、製紙用チップに利用されるが、古来、和紙の
原料として利用されてきた樹木がある。
コウゾ、ミツマタ、ガンピがそれである。頼成の森には、そのうちコウゾが生育して
いる。注意してみないと見過ごしてしまうような普通の低木である。
今は、枝下に青い実をつけている。もう少しすると赤く色づき、甘みがあり生食できる。
子供の頃、この時期、コウゾやクワやモミジイチゴ等の実を食べた記憶がある。最近の子供たち
はそんな体験があるのだろうか。
コウゾの和紙は強くて長持ちすることは良く知られている。古文書が今も残っているのも、
コウゾのお陰なのだろう。
コメント
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