駐車場周辺の植栽木は紅葉、黄葉したり、すでに葉が落ちたりしています。
サクラ関係も葉が落ちて枝が日を浴びてキラキラ輝いています。
石の門に植えられたアメリカフウも落葉し始めました。

山の紅葉は全体的に言えばまだです。
樹木によって差がありますが、コナラはもう少し先、
ホオノキはかなり前からバサバサと葉を落としておりほとんど裸です。
ヒヨドリ山、標高195m手前の様子です。

頼成の森はコナラ林が多いので、もう少しすると茶色の渋い世界に変ることでしょう。
山の中で、紅葉らしい紅葉で、比較的早く見れるのがウルシでしょうか。

落葉も味わい深いものがあります。
オオウラジロノキの落葉と果実

芝生広場横のカキノキ

タカノツメが黄葉しつつあります

タカノツメ、別名イモノキ、何故か?
落葉が発酵すると焼き芋の甘い香りがするそうです。
他の山であまりタカノツメを意識したことはありません。
詳しくはわかりませんが、頼成の森はタカノツメがけっこう多いのではないかと思います。
焼き芋の香りに包まれながら山を歩く、これは今後楽しみです。
タカノツメの親戚みたい木にコシアブラがあります。
同じウコギ科の樹木で、並んで生えたりしています。
タカノツメの黄葉に比べると、コシアブラは黄色を思いっきり脱色したような白っぽい黄葉となります。
枯淡の味わいがあります、これもこれから楽しみです。
運が良ければ、焼き芋の香りに包まれながら、枯淡の味わいを感じる、稀有な体験が出来る日がくるかもしれません。