お手植え杉のある展示林は、スギの純林で林床はコケで覆われています。このコケの絨毯のあちこちに、ナナイロヌメリタケが群生しています。ナナイロヌメリタケは、ヌメリガサ科のキノコで、傘だけでなく柄など全体が粘液でおおわれ、色合いも微妙に異なることが多いことから、名づけられたようです。ナナイロヌメリタケについて、インターネットで調べてもほとんど情報が得られないのは、出会う機会が少ないのか、又は興味を持たれないのかのどちらかでないでしょうか。頼成の森のキノコについては、富山県中央植物園の橋屋誠氏にアドバイスをしていただいていますが、橋屋氏も、ナナイロヌメリタケは頼成の森以外ではあまり確認されていないようです。き名前はたいへん珍しいと思う。見つけた時は種名が分からず、初めて見る種類だったのでひとまず撮影。標本撮影をしようと採取の時はこの2本だけだったが、
《ナナイロヌメリタケ 2010/10/15》
※ 「ツキノワグマ出没警報」(10月12日)
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1709/kj00006731.html
※ 富山県中央植物園特別展『きのこ・キノコ・茸ー不思議なきのこの世界』
平成22年9月22日(水)~10月31日(日) 中央植物園サンライトホール
http://www.bgtym.org/event/22kinoko/kinokoten.pdf
※ 頼成の森のイベント
『ドングリ工作教室』 10月24日(日)
(3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)
http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html
※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。
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(HK記)