頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

花しょうぶ祭り直前の小動物の動き

2017年06月07日 | 森林


花しょうぶ祭りの準備で忙しい中、ふと森林科学館横のアカマツの切り株に目をやると、松ぼっくりが切り株にのって
いた。しかも、海老フライのような形をしている。その周りには、松ぼっくりの鱗片が散らばっている。

きっと、小動物の仕業に違いない。そう、みなさんご存じのニホンリスが食べた痕跡である。器用に周りの鱗片をかじり、中の種を
食べ、芯の部分を残したものである。
動物は夜行性のものが多く、なかなか姿を見ることは少ない。そんな時、このような痕跡が重要な手掛かりとなる。

花しょうぶ祭りで、多くの来園者が訪れるなか、小動物たちは普通の生活を行っている。
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日本野鳥の会富山のみなさん来園

2017年06月04日 | 鳥類


日本野鳥の会富山のみなさん31名が来園され、探鳥会が開催された。
集合写真撮影中には、アカショウビンが鳴くなど、幸先が良いとみなさん喜んでいた。

この時期、野鳥は子育てに忙しい。活動も活発であろう。しかし野鳥の観察は、姿が見えない場合が多く、鳴き声で覚える必要がある。私にとって難しい。でも、姿が見えた場合、より楽しみも大きいのではと思う。今度、早朝に園内を回り観察をしてみたい。そして、いつまでも頼成の森が野鳥にとっても棲みやすい環境でありたいと思う。

後で、野鳥の会のみなさんには、今日観察できた野鳥のリストをいただくこととした。
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今日から6月

2017年06月01日 | ハナショウブ


今日から6月に入った。先日まで、新緑の時期と思っていたら、もう梅雨時期となる。
砺波平野の田んぼも日に日に緑が濃くなっている。一方で大麦も黄色く色づき刈り取りの時期を迎えている。夢の平の展望台から眺めると、そのコントラストに目を見張る。先人たちはこの光景を想像できたであろうか。
今週末は庄川観光祭、そして来週末は砺波夜高祭りとなる。「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の掛け声の中、豊年満作を願い練りまわす姿は勇壮である。各町内の若衆も毎晩行燈の仕上げの追い込みであろう。祭り本番が楽しみである。

さて、頼成の森の花しょうぶ園も少しずつ賑やかな様相となってきた。8品種が咲き始めたのである。しかし、サクラと違って、人の心をワクワクさせることはない。静かに、しっとりと人の訪れを待っている。今日のような曇り空の時は特にそう感じてしまう。谷あいに野鳥のさえずりも聞こえ、実に良い時間帯である。
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