頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

竹を使って器づくり

2017年08月27日 | イベント

夏休み最後の日曜日。こどもたちは夏休みの宿題の追い込み時期かもしれない。もっと早くやっとけば
良かったと思うのは、子供さんだけでなく、親もそう思っているのでないだろうか。
そんな中、頼成の森では、竹の器づくり教室を開催した。
今年は、モウソウチクの青竹を材料にして、のこぎりで切ることから始めた。表面をサンダーで磨いて、
マジックでペイントして完成。比較的簡単な作業ながら、お母さんも熱中のひと時となった。

 

近年、放置されたモウソウチクの拡大が問題となっている。県内では地区住民やボランティアグループが
この放置竹林の整備に取り組んでいる。整備によって大量に発生する伐採竹は、現場に集積するのが一般
的であるが、竹材の利用を進めることも重要であろう。
ノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイさんは、「もったいない」という日本語を世界共通の言葉とし
て広めた方でもある。その資源の使い道を知っているからこそ「もったいない」という言葉が出るのであ
ろう。今日の教室も小さな取組みであるが、そんなきっかけになればありがたいと思う。

コメント
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