いま「緑のダム」論争が面白い。ここ数年、吉野川可動堰や川辺川ダムの建設計画といった国政の焦点にもなっている公共事業計画において、反対派住民が代替案として、放置人工林の適正間伐による森林保水力の向上(=緑のダム)を掲げるようになった。森林のダム代替効果が定量的に明らかにされた場合、国交省が執行している治水ダム建設予算は、林野庁や各都道府県の森林整備予算へと転用すべきだという議論が正当性を持つことに . . . 本文を読む
CIFOR(国際林業研究センター)のホームページに(アドレスは下記)、Second thoughts about free trade というタイトルで、私が共著で執筆した林産物貿易自由化批判の論文の紹介が掲載されました。CIFORのPOLEXという欄で、この欄では世界中で書かれた森林関係の論文や本(自然科学分野も社会科学分野も含む)の中から、注目すべきものを毎月一本づつ紹介しているものです。
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