昨年9月のリーマン破たんを契機に、あれよあれよという間にエコロジカル・ニューディール的なコンセプトは急速に求心力を得て広まりました。ついにパン・キムン国連事務総長まで「グリーン・ニューディール政策」と言い出し、オバマ次期政権の中でも、米国経済を救うには「グリーン・ニューディールしかない」という認識が共有されています。
まさに「エコロジカル・ニューディール10年目の勝利」という感じがいたします。
私などが何を言っても全く扱ってくれなかった日本のマスコミすらも、「グリーン・ニューディール」「環境版ニューディール」「新しいニューディール」など、それぞれ言葉を選びつつも、基本的に私どもがこの9年間訴えてきた政策内容を社説などで書くようになったのです。 . . . 本文を読む