フィリピンの洪水被害を大きくした原因は、上流にあるダムの10月9日の緊急放流、とくに日本の融資によって建設されたサンロケダムの放流であると現地で大きく報道されています。
日本人として知らねばならぬことは、このダムは現地先住民の反対を押し切って、日本輸出入銀行(国際協力銀行(JBIC)の前身)の融資によって建設されたダムであるということです。またダムを管理するサンロケパワー社には、日本企業の丸紅と関西電力も出資しています。
現在JBICはJICAに統合されていますが、この件でも彼らは決して責任を取ろうとしないでしょう。日本人として、国際的に恥ずべきことなのです。
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