代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

海外で英雄と称えられる原発作業員たちの過酷な真実

2011年03月26日 | 震災関連
 本日夕方放送のTBSの「報道特集」の内容は秀逸であった。元福島県知事の佐藤栄佐久氏がインタビューに答え、今回の福島第一原発事故について「残念ながら人災だ」と言い切っていた。番組の中で佐藤前知事は、記者に向かって、福島原発で働く作業員たちからの内部告発文書を読み上げる。作業員は、佐藤前知事にあてた内部告発文書の中で、無理なスピードの定期検査の強要による「過労」を訴え「このままでは大きな事故につながる可能性」などを指摘していた。佐藤前知事は、「こと原発に関しては、県や地元住民の声は一切反映されない、独裁国家のような体制だった」と取材した記者に語ったという。 . . . 本文を読む