代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

来年度の大河ドラマ「八重の桜」と赤松小三郎

2012年10月13日 | 赤松小三郎
 山本覚馬は、薩摩が武力討幕に傾いていた段階にあって、赤松小三郎に対し、幕府・会津藩と薩摩藩の融和を図って欲しいと依頼していた。もとより小三郎の考えも覚馬と同じく「幕薩一和(幕府と薩摩の和解による内戦の回避と挙国一致体制の確立)」であったから、会津藩と薩摩藩のあいだを取り持とうと、西郷隆盛や小松帯刀を相手に、文字通り「必死」の交渉をしていたのだ。その後に発生した悲劇は、このブログでも詳述してきた通りである。 . . . 本文を読む