大河ドラマ真田丸で描かれた第一次上田合戦の様子を記述した史料を二点紹介します。徳川方の記録と真田方の記録の比較をしてみます。
合戦の一次史料としてもっとも信頼のおける記述は、いうまでもなく合戦に参加した当事者が書き残したものです。
第一次上田合戦に関しては、合戦に参加した当事者の記録として最も信頼のおけるものとされるのが、のちに「天下の御意見番」として知られることになる徳川方の大久保彦左 . . . 本文を読む
ドラマ序盤の最大のヤマ場、第一次上田合戦が描かれました。
戦国時代の時代劇の合戦シーン、牧場などをロケ地で使って、騎馬隊の激突などが展開されるケースが多いです。今回は城下町を舞台にした市街戦(ゲリラ戦)の様子が再現されました。上田合戦は単なる籠城戦ではなく、市街地そのものを舞台にしたゲリラ戦だったわけで、その様子が克明に再現されていました。正面からの激突で、2000が7000に勝てるわけありま . . . 本文を読む