代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

「長州左派」論に対する共産党支持者からの批判に答える

2019年09月29日 | 長州史観から日本を取り戻す
「吉田松陰的エートス」とは、いざとなればテロや超法規的措置も辞さずに、少数の革命的結社が「正義(と信じたこと)」を断行してしまうことです。  共産党が護憲政党であるためには、まずはマルクスのプロレタリア独裁論を放棄する必要があると思います。プロレタリア独裁論と前衛党理論は、三権分立を否定する理論です。権力を徹底的に分散し、一極に権力が集中しないようにすることこそ、民主主義の土台です。権力を集中させようとするマルクスのプロレタリア独裁論はその真逆の発想なのです。 . . . 本文を読む