三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

木製ルーバーの抱擁感

2011年07月05日 05時45分06秒 | Weblog






写真は先日出張の時に
JRを利用していないのに、わざわざ立ち寄った旭川駅。
内藤 廣さんの設計による新駅舎です。
外観がまだ全貌が見えてきていません。
これまでの買い物公園などの商業施設群との距離が大きく離れた感じで、
本格的に完成後は、どんなアプローチになっていくのか、
まだよくわかりませんね。
JRというのは、東京の管理コントロールの強い企業らしく
こういう駅舎の建て替えなどのときには
どうも北海道内の設計者よりも
東京の権威に頼るというか、そういう選択基準優先になるように思う。
是々非々ではありますが、
本当は地域らしいデザイン、作りようを第1に考えて欲しいとは思います。
岩見沢の駅舎の建て替えでも、
結局は東京の設計者にコンペは決定したのですが、
さてどうなんでしょうか?
内部は木質の雰囲気が特徴的です。
木の街、旭川というコンセプトを通しているようですね。
この場所は、プラットホームに上がってくるエレベーターの覆い部分。
寒冷地らしく、こういう場所に覆いをかけているのは好感が持てる。
その内装に、木製ルーバーが使用され、
木の桟越しに外部を望むようになっています。
木の質感に包まれた階下からここに上がってきて
最後まで、木の質感が人を包んでいるようです。
木肌というのは、人の肌色とも同系色で、
この抱擁感は、やはり自然でいいですね。

朝、なにやら外が騒がしいと思ったら
カラスが数羽、わが家周辺で騒いでいる。
窓越しに様子を見ていて、
なかなか治まらないので、外に出てみたら、
なんと、わが家の坊主の自転車の物入れ部分にカラスがとまっている。
で、玄関ドアを開けたら、威嚇してくるのもいる。
カミさんが早朝出掛けるので
傘で防御しながら、クルマで出発。
わたしもその自転車のカラスを傘で移動を促して
ようやく他に移っていきました。
しかしその後、見ていると、止まっていたカラス、
どうも動きが弱々しい。
この時期のカラスですから、
ひょっとすると妊娠しているメスなのかも知れません。
どこかに巣を作ろうと考えてこの周辺をあちこち物色中なのか?
まぁあんまり友だちにもなりたくないし、
関わりたくない野生動物ですので、無視したいのですが・・・。
やや少し、鳴き声が遠ざかってきているようですが、
さてさて、どうなるのか、不安な朝を迎えております(笑)。
コメント
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