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6月29日30日 第31回日本顎咬合学会学術大会 in東京国際フォーラム

2013-07-01 15:16:12 | Weblog
今年も行ってきた。
今回 PGIC名古屋メンバーは私も含め4人がケープレを行い
PGIC本会の副会長がテーブルクリニックで講演もされた。

この顎咬合学会は他の学会とは違い、臨床歯科医が中心の学会である。
年に一度の学会における参加者が心底有意義と感じる、私の勝手に思い描く学会像…
『大学やメーカーの研究やデーターの報告を学会の場で開業医が研鑽し、
 その情報を臨床に活かす。
 そして開業医は、総合病院や大学附属病院と違い、設備や材料などは
 経費の関係上制限されてしまう上、また大学やメーカーの研究レベルに比べ
 臨床データーを集めるにも限界があるゆえ、限られた条件下で、
 日々の臨床において積極的に学術研鑽したことから、自分の持つ技術と
 知識を活かし、洗練された医療をもって地域医療に貢献し、そして
 症例発表に使えそうな症例だけ記録やデーターを集めるのでなく、
 自院の臨床記録を追っている多くの症例の中からテーマに沿ったものを
 一つピックアップし、それをこの様な学会の場で報告、臨床例を供覧、
 提言助言をもらう。』・・・
今回私はこのようなことを胸中に思い、症例報告を行なってきた。

臨床医(開業医)が中心となった学会”の、
私が勝手に描く本質と意義を、今後も貫き通していきたい。
そして少なくとも私のグループメンバーにも理解し、貫いてほしいと願う。