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パナデント咬合器

2018-03-08 08:03:26 | Weblog
半調節性咬合器にはいろいろな種類があり
私も4種類もっているが、ここ何年かはカボとパナデントしか使用していない。
ハノーやディナーはもう10年近く、まったく使用していない。(ヤフオクにだそうかな)

そのような中、近年、咬合診断系において臨床ではパナデントの有用性が見直され
パナデント咬合器に移行する臨床家が多くなっている感がある。
このDrLeeによって開発されたパナデント咬合器は、
PGIの始祖である寿谷先生によって改良されたPGI仕様のパナデント咬合器がある。
何がどう標準のパナデント咬合器と違うかは、簡単にいえば、
咬合診断、セットアップモデル、補綴などを行う際、非常に有用性が高くなっている。
特に補綴物作成時、技工士にとっては、嬉しい情報を組み込むことができるようになっている。

ただ、このPGI仕様のパナデント咬合器は
PGIの関係者でも使いこなすことができる歯科医は、それほど多くはない。
この仕様の意義を反映した臨床数を何症例かはこなす必要があるからである。
付け加えてPGI仕様のこの咬合器で、この仕様を使いこなすには
咬合器だけでなく、他のパナデント関連の器材、パラマウントの器材や
他にも数点そろえた方がよいものがある。
そのため、東海地方でPGI仕様の咬合器を松風(株)で購入しようとすると
メーカーが私にPGI名古屋のメンバーであるかきいてくることがある。。。

昨日、親分から連絡があり、3月11日の親分の総義歯治療の講義の中で
このPGI仕様咬合器と関連器材の有用性についてデモも行いたいから
当日、私の医院から主だった器材を持ってくるように指示をうけた。
1時間ほど診断系のデモが入ることになる。
総義歯治療におけるある点について重要な意味をもつ、本会でもなかなか
きけない話であり、親分はまったく新しいスライドを名古屋の会員のために
作ってくれているとのことである。
参加者のみなさん、前日はしっかり睡眠をとって、
当日は頭すっきりして遅刻しないようにしてください。