今回提示する症例は2019年10月のPGI名古屋月例会に提示した症例のその後。
(ウェブでは2019年10月29日に症例の初診時の写真を提示している)
参照(クリックして見てください)→2019年10月29日の記事
咀嚼機能回復を行った症例であるが、
月例会では、口腔内環境が少しでも条件のよい環境となるために、
歯の位置改善を私独自の工夫と手法で行った内容を主に紹介した。
(この工夫と手法はウェブでは提示しません)
予知性が厳しいと思われる歯も残してみると問題ないということが
治療後の経過で分かってもらえると思う。
治療後約1年であるが、患者は非常に満足している経過である。
欠損の状態を複雑化せず、できる限りシンプルに扱い機能回復を図ることは、
最終補綴を行うまでのプロセスがネックだが、これは簡単な様で実は難しい。
提示している写真で
どこをどうしたか、また保存不可能と判断されがちな部位も
注視してみてもらいたい。
症例は全て保険診療で行っている。