りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

雪の大谷ウォークボランティア

2013-04-30 | 立山
美しい雪の回廊だったので、皆様への写真のアップが先になりましたが、本論のボランティアについてお話します(本末転倒ですね)。

今年は「第20回 特別記念イベント」になっています。5/10~6/10まで雪の迷路が開設されます。
(大谷ウォークは、6月10日までできますが、解説活動は今日で終了です)

「記念通行証」と案内図です。
       



○大谷ロード (お客さんの質問に答えて)
・開場を待つ観光客(土日祝日は9:40)の列


・滑り台も設置


・立山熊太郎:ロータリー車 立山開山伝説にちなんでの名前。除雪能力4000t/H 投雪能力45m
・メセッジゾーン(落書きOK)跡が残りません


・雪のカレンダー(解説のメーン)


雪煙(一昨日の雪)が舞いました。


・除雪の仕方:最近はGPS(道路測位システム)で道路中央線、それからブル2台で削るように除雪(かんなで 削り落とすように)
 室堂山のかっての測量の基準になるポールが2本:現在もつかわれているようです(機械にばかり頼って  も、東北地震の後、機械が狂い、雪の階段が途中までついていました)
・除雪にかかる日数と費用
・「雪の壁は倒れてこないか?」
・この雪は富山湾に流れ→豊かな魚・蜃気楼
 等々
○パノラマロード


新雪を楽しむこんな光景も


・3000m級の山々の眺望。稜線歩きやスキー・スノボーを楽しむ人を見ながら
・雄山の峰本社:双眼鏡でのぞく。1997年136年ぶりの改築等


・剱岳(立山連峰の峰々。大日岳の雪庇 等)


・雷鳥・高山植物 の写真を見てもらっての説明
・曼荼羅
・氷河
・弥陀ヶ原のラムサール条約登録
・歩くアルペンルート
 等々

・興味のある方には、いろいろお話しました。リピターを求めてぜひ他の季節にも来ていただきたい(ここ2~ 3年観光客100万人に達していません)

・説明したお客さんは、東京、神奈川、福島、静岡、香川県など雪の少ない地域の人たちが多かったです。
 台湾等海外組が、午後からおおくなりました(初日(16日)は、約4600人中海外組が8割だったそうです)。

早く着いたので室堂平に出た時と帰りに少し撮った写真をアップします。

沢山の観光客です。


みくりが池は、深い雪に覆われています。

大日岳の雪庇:頂上近くの黒い点は登山客です。


立山自然保護センター前にミニ回廊が作られています。


室堂山に描かれたシュプール:新雪の中気持ちが良いでしょうね。


富山平野がかすんで見えました。


弥陀ヶ原(ガキの田)も深い雪の中・山は鍬崎山(車窓より)


弥陀ヶ原立山荘前の雪


美女平の雪


他県の観光バスをまだ上げていないので(明日からOKとか)、ケーブルの待ち時間が50分(バスは20分ほど)遅れていたので、散策をあきらめて早めに帰りましたが、いつもより1時間30ほどよけいにかかりました。

今日は朝から雨、午後から晴れてきましたが立山はどうでしょうか?
午後2時のライブカメラでは、視界が悪く、気温も-0.4 ℃になっています。昨日は下界が26.5度の夏日、室堂も午後からの解説時(2時まで)コートがいらなかったです。
コメント (6)
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