りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

今日のねいの里

2013-06-01 | ナチュラリスト関連
今日は、ねいの里のチュラリストの解説活動担当日でした。
お客さんの出だしが悪かったですが、お昼前から、家族連れの方が何組も見えられ、
エゴノキの花の甘い香りの中、園内を一緒に散策しながら案内しました。

モリアオガエルの産卵も始まり、ハッチョウトンボも羽化仕出し、子供さんは大喜びでした。
展示館の剥製のクマたちに触ってみて、こちらも初体験を楽しんでおられました。

カメラがコンパクトデジカメではっきりしませんが合間に撮った証拠写真になります。

巣箱で、シジュウカラが子育て中でした。


O職員さんから、成虫で越冬し、春一番に見られるヒオドシチョウの前蛹、蛹を教えてもらいました。
      

      

ギフチョウも終齢幼虫になり、これから枯葉の陰で、蛹となって来春まで過ごします。

無事過ごしてほしいですね。

それぞれ年一回発生ですが、蝶の写真と、対照的な生活スタイルについて述べます。

○ヒオドシチョウ(緋縅蝶)タテハチョウ科タテハチョウ亜科 32~42mm
 ・時期 年一回6~7月に出現 成虫で越冬
 ・低地では夏に姿を消し夏眠するが、高山では夏に見られ、夏眠しない個体が避暑に行くともいわれていま す。秋には山を降りて冬を越し、春に産卵する。
 3月28日 尖山にて
  
 4月16日 二上山にて


○ギフチョウ(岐阜蝶)アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 27~36mm
 ・時期 年一回 3月下旬~5月 カンアオイの発芽時期と深く関係
 ・オスはメスより一週間早く羽化し、雌を待つ。成虫の命はわずか2週間。
 4月5日 ねいの里にて 




  
ササユリも甘い香りです。


日本一小さなトンボ ハッチョウトンボのペア(赤が♂、虎虎模様が♀)


参加の皆さんに、五感で自然のぬくもり(命の繋がり)を感じてもらったとてもいい機会でした。

今日から6月 陰暦では<水無月> 早いもので衣変えの時期ですね。
コメント (4)
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