フライトジャケットについて。リンキチです。
フライトジャケット(FJ)とは戦闘機に
乗るパイロットが着用するジャケットで
ミリタリーファッションの一つ。
戦闘機に限らず、軍用航空機全般の
パイロットを含む搭乗クルーも
着用しているジャケット、というくだりで
久々の5回目、A-2というモデル。
リンキチ所持の飛行服の中で唯一の皮製FJ、
いわゆる皮ジャンのA-2です。
A-2はホースハイド、馬皮製です。牛や羊では
ないところがリアルA-2のこだわり。
馬皮製のA-2ですがL2系とおなじ使用温度帯
LIGHT ZONE(ライトゾーン)での着用。
とはいえ、多少暑い季節でも着こなせる
ナイロンジャケットのL2系と違って皮ジャンと
なると季節感や見た目的にも微妙なので
「完全に寒くなる直前頃」にしか着ません。
そして真冬の着用はやはりちょっとサブいです。
タイトなのであまり中に着込む事が出来ず、
結局あまり着る期間が無かったりします。
何度か他のジャケットでも紹介してる肩の
エポレット。階級章付け部分ですが、
戦闘機不時着時等、パイロット救出で
仲間がコックピットから引っ張り上げる際
にも使われる緊急脱出引っ張り上げ持ち手
にもなる部分です。
ポケットはフラップ付。ハンドウォーマー
としては使いにくい物入れタイプ。
腕のパッチは義勇軍フライングタイガースの
エアフォースマーク。
この虎の絵は何気にお子様に人気。
インナーにはこのレプリカのモデルとなった
パイロットのネーム入り。
このA-2はアビレックス社製。
所持しているFJメーカーで一番多いのが
バズリクソンズのものですがその次に
多いのがアビレックス。
現代アレンジしてあるA-2タイプと違って
リアルな作りです。
そしてシリアルナンバー入りモデル、
量産タイプではなく限定生産モデル
だったりします。
真鍮のジッパーはスコービルグリッパー(Scovill Gripper)
ビンテージジーンズにもよく使われているもの。
そしてこのA-2の最大の特徴の一つが背面に
縫い付けられている皮製のブラッドチット。
このブラッドチットには漢字(中国語)で
救助支援要請が書かれています。
米軍パイロットが不時着時、中国民間人に
向けたメッセージで「味方なので助けてあげて」
という旨の内容です。
このA-2のブラッドチットは背中に縫い付けられて
ますがインナーに付けられている場合もあります。
そしてこちらの素材は皮ですが布製のものも
あることはブラッドチットなマニアならご存知の
ことでしょう。ちょっと変態入ってますが。
所持してるFJでこのA-2が最強のイメージ、
見た目的、そして金額的にも。
若かりし頃、衝動的にローン組んで買った
しまった懐かしい皮ジャン、A-2でした。
このA-2で手持ち飛行服の紹介、ちょうど半分
ほど終わりました。
残り半分、もしかしたら増えて半分以上に
なったりするかも。変態なので。
実は自分はヤフオクに捨てようかと思っていた古いA2を出品したところ、あまりにもアクセスが多くて今、勉強していました。
http://page14.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s477005373
これが出品した物なんですが、そんなに価値のあるものなのですか?
突然すいません・・・あまりにも無知なもので・・・
ブラッドチットは手書きでもレプリカ品の場合もあるようですがやはり手書きは本物感が上がりますね。
私もそれほど詳しくは無いですがヤレ感とかもいい具合な一品、逸品に見えます。
私には残念ながらサイズが大き過ぎるので参戦しませんが金額上がるといいですね。
先日、譲ってもらった知人に電話で聞いたところアメリカの倉庫から出てきたモノを買い求めたとのことでした。
ありがとうございました!
となっており、フラワーズ・マックローガン社という希少なブランドのようです。
各種ワッペン、パッチ類が当時物っぽくていい感じですね。それとフラップ内側
でしょうか、白いエアフォースマークのステンシルもいいですね。
当方、無知な上に調べる時間もなく質問にもお答えできない状態です(>_<)
いったいあのA2は何者なんでしょうかねw
業者さんではなく、愛好家さんの所へ届くことを願っております。