

<写真下:分解後>スピーカー部分を覆っている前面のネットをはずし、止めてあるネジを回すことで難なく分解できた。見ると、上部カバーの開閉に関係しているギア式ネジが一個外れている。正しく開け閉めできない訳が一目超然。だが、収まるべき場所は分かるのだがどのようについていたのかがわからない。結局、サウンドに影響のない部分なのでネジははずしたままにし開閉装置を解除してしまった。
次に、何とか普通にCDを聴きたいと思ったので、CDドライブのレーザーレンズの清掃に挑戦。少し苦労したがドライブ部分をはずして、カメラのレンズ用の液体クリーナーで清掃した。電源とスピーカーの配線を戻してCDを試聴。事前に読み込まなかったCD-Rも音楽CDも無事に認識。あとは全体的に内部の汚れを落として元通りに組み立てて終了。やはりレンズの汚れがかなり進んでいたようでこれで当面は大丈夫そう。もともとMDは問題なかったし、ライン・イン端子もあるのでiPodなどの外部音源も聞くことができたのだが、やはりCDが聴けないのは困る。
分解してみてわかったことは、筐体はプラスチック製なのだがかなり堅い素材で、スピーカーもバスレフ構造をしている。この辺に締まった低音を持つ音の良さの理由があるのだろう。AMのステレオ放送も対応しており、MDの倍速やmp3ファイルは無理だが、なかなかの優れものである。ということでこれからも大事に使っていこうと思う。