1964年にリリースされたビートルズのアルバムを50年後の発売日と同じ日に、アナログ盤で聞こうというビートルズ追体験。今年は4月以降転勤のあおりで実現できずにきてしまったが、50年前の今月はBEATLES FOR SALEが4日にリリースされたことをしっかり覚えていた。しかし今回も多忙で4日は無理だったが、何とか昨日6日に針を落とすことが出来た。モノLPボックスで購入したモノラル盤の柔らかい音が休日のひとときに安らぎを与えてくれた。
12月ということで当時もクリスマス向けのニューアルバム・リリースとなったことだろう。だが、憂いのあるジャケット写真をはじめ、アルバムとしては地味な印象を受け、メリー・クリスマス!というきらびやかさとはちょっと違う気がする。前作がA HARD DAY’S NIGHTであり、映画の公開と連動していたのでなおさらだ。
レコード・コレクターズ増刊のTHE BEATLES MATERIALSによると、この時期すっかり多忙となった彼らは、ニューアルバムに向けたレコーディングを8月中旬から10月まで行っている。しかしその多忙さ故、全14曲中6曲がカバー曲で、オリジナル曲もどことなく暗い曲が多い、と解説されている。多忙すぎてじっくり曲を書く暇がなかったということか。その中で、EIGHT DAYS A WEEKのようなキャッチーなメロディを持つ曲や、個人的に大好きなNO REPLY、I’LL FOLLOW THE SUNが入っており、私としては充分お気に入りのアルバムである。ジャケ写真が私も行ったことのあるロンドンのハイドパークで撮影されたとのことで、親近感も沸く。
アルバムジャケットについて言及すると、ここに来て初めてゲート・フォールド・カバーとなり、それも見開きの内側からレコードを出し入れするタイプである。これは後に普通の見開きジャケットに変わったのだが、ビートルズのアルバムでも珍しい作りとなっている。
さて、今月はもう一枚、15日にキャピトル盤BEATLES FOR SALEであるBEATLES ‘65がリリースとなる。こちらにはシングル・ヒットとなったI FEEL FINEが収録され、FOR SALEとは違ったインパクトのアルバムとなった。年明けの65年にトップ100以内に50週間留まり、6週目で300万枚も売り上げたそうだ。私の所有するこのアルバムはモノ盤で、ジャケ裏のRIAA横の番号が「3」と印字されているので比較的初期のものと思われる。
それでは年末の忙しい時期だが、この2枚を十二分に聞き込もう。
12月ということで当時もクリスマス向けのニューアルバム・リリースとなったことだろう。だが、憂いのあるジャケット写真をはじめ、アルバムとしては地味な印象を受け、メリー・クリスマス!というきらびやかさとはちょっと違う気がする。前作がA HARD DAY’S NIGHTであり、映画の公開と連動していたのでなおさらだ。
レコード・コレクターズ増刊のTHE BEATLES MATERIALSによると、この時期すっかり多忙となった彼らは、ニューアルバムに向けたレコーディングを8月中旬から10月まで行っている。しかしその多忙さ故、全14曲中6曲がカバー曲で、オリジナル曲もどことなく暗い曲が多い、と解説されている。多忙すぎてじっくり曲を書く暇がなかったということか。その中で、EIGHT DAYS A WEEKのようなキャッチーなメロディを持つ曲や、個人的に大好きなNO REPLY、I’LL FOLLOW THE SUNが入っており、私としては充分お気に入りのアルバムである。ジャケ写真が私も行ったことのあるロンドンのハイドパークで撮影されたとのことで、親近感も沸く。
アルバムジャケットについて言及すると、ここに来て初めてゲート・フォールド・カバーとなり、それも見開きの内側からレコードを出し入れするタイプである。これは後に普通の見開きジャケットに変わったのだが、ビートルズのアルバムでも珍しい作りとなっている。
さて、今月はもう一枚、15日にキャピトル盤BEATLES FOR SALEであるBEATLES ‘65がリリースとなる。こちらにはシングル・ヒットとなったI FEEL FINEが収録され、FOR SALEとは違ったインパクトのアルバムとなった。年明けの65年にトップ100以内に50週間留まり、6週目で300万枚も売り上げたそうだ。私の所有するこのアルバムはモノ盤で、ジャケ裏のRIAA横の番号が「3」と印字されているので比較的初期のものと思われる。
それでは年末の忙しい時期だが、この2枚を十二分に聞き込もう。