ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

アナログ・サウンドへの回帰3~4チャンネル・カセットテープ・レコーダー 414MKⅡ & CMX100

2015年09月12日 | 音楽制作
 244に代わる機材を求めていた時に見つけた1台目の機種はTASCAM 414MKⅡ。8年くらい前に購入した。最初これを見つけた時、4チャンネルで倍速(9.5cm/sec.)・dbx内蔵、そして価格も数千円という手頃さから迷わず購入。かつて244で録音したテープは無事再生することができた。しかし、同時にわかったのは、出力がL+R2チャンネルしかなく4チャンネルのパラアウトができないということだった。構想としては4チャンネルのマザーテープの各トラックをそのまま8チャンネルのR8にダビングし、トラックごとの加工や新たなオーバーダビングを行うなどと考えていたのだが、それは不可能であった。

 そして昨年、今度はYAMAHAの4チャンネル・カセットテープ・レコーダーCMX100を見つけた。録音したのと別メーカー製という不安を感じたのだが、テープスピードは9.5cm/sec.と4.8cm/sec.の両方に対応、dbx内蔵でそして4チャンネル・パラアウトができる仕様。ちょっと値が張ったが購入して、手元のテープを再生してみた。サウンド的に全く問題なかった。スピードコントロール機能も備わっているのでピッチを合わせることもできる。新たに録音することはなく再生さえできれば良い状況なのでこの機種で十分であった。また、2スピード仕様なので通常のカセットテープを再生し聞くことができるのが実は便利。今は手元にデジタルのZOOM製R16もあるので、これからデジタルにダビングするか、アナログ・テープのR8にするのかを選ぶこともできる。もしR16へダビングするとCubaseに持って行くこともできるので、昔作った音源をさらに多彩に加工することができるだろう。

 と構想は広がるのだが、いつものように行動が伴わない。時間が欲しいとさらに悩むこの頃である。