「美しいおまえ(原題:Lindeza)」O Tao Do Trio
ブラジルの女性3人組コーラス・グループ、オ・タオ・ド・トリオが02年リリースしたアルバム「カフェ・カエターノ」からの1曲。こちらのアルバムはブラジルの先進的なアーティストとして知られるカエターノ・ヴェローゾの楽曲のみを集め収録されたもの。その中でこの曲は目一杯のストリング・スアレンジが施され、他曲とは異色の存在。ボサノバの軽いリズムの上、めまぐるしい弦楽四重奏の旋律が重厚に奏でられ、何とも美しい。まさに曲名どおりである。さらに、グループの歌が時にはソロで、時にはトリオのハーモニーでかぶさり聞き手を至高の世界へと誘う。これぞ夢弦サウンドの極み、本当に素晴らしい。ブラジルにはQUARTETO EM CYという女性4人によるコーラスグループが先駆的に存在する(私も1枚だけCDを持っている)が、オ・タオ・ド・トリオはより現代風に聞かせ、アルバムの他の曲は時にはジャージーに、時にはポップに歌われ聞きやすい。
数年前にNHK-FMでゴンチチが担当する番組「世界の快適音楽セレクション」で初めてこの曲を知り、忘れられずエアチェックしたMDで聴き続けた。アルバムはすでに廃盤になっているようだが、ネット・ショップで見つけ手に入れることができた。以来愛聴盤となっている。美しい夢弦サウンドに間違いなく浸れる。
ちなみに、この曲をリリースしている他のアーティストは作曲者であるカエターノ本人、ブラジルの歌姫ガル・コスタ、そしてかつてパット・メセニー・グループに在籍していたペドロ・アズナールなどがいる。アズナールについてはライブ盤での演奏だが、美しいパッド系のシンセをバックに、何と5弦ベースギターでの弾き語りとなっている。また、ガル・コスタのバージョンもストリングス・アレンジが素晴らしい演奏だ。これら両者についてはYouTubeで見る(聴く)ことができる。お薦めである。
ブラジルの女性3人組コーラス・グループ、オ・タオ・ド・トリオが02年リリースしたアルバム「カフェ・カエターノ」からの1曲。こちらのアルバムはブラジルの先進的なアーティストとして知られるカエターノ・ヴェローゾの楽曲のみを集め収録されたもの。その中でこの曲は目一杯のストリング・スアレンジが施され、他曲とは異色の存在。ボサノバの軽いリズムの上、めまぐるしい弦楽四重奏の旋律が重厚に奏でられ、何とも美しい。まさに曲名どおりである。さらに、グループの歌が時にはソロで、時にはトリオのハーモニーでかぶさり聞き手を至高の世界へと誘う。これぞ夢弦サウンドの極み、本当に素晴らしい。ブラジルにはQUARTETO EM CYという女性4人によるコーラスグループが先駆的に存在する(私も1枚だけCDを持っている)が、オ・タオ・ド・トリオはより現代風に聞かせ、アルバムの他の曲は時にはジャージーに、時にはポップに歌われ聞きやすい。
数年前にNHK-FMでゴンチチが担当する番組「世界の快適音楽セレクション」で初めてこの曲を知り、忘れられずエアチェックしたMDで聴き続けた。アルバムはすでに廃盤になっているようだが、ネット・ショップで見つけ手に入れることができた。以来愛聴盤となっている。美しい夢弦サウンドに間違いなく浸れる。
ちなみに、この曲をリリースしている他のアーティストは作曲者であるカエターノ本人、ブラジルの歌姫ガル・コスタ、そしてかつてパット・メセニー・グループに在籍していたペドロ・アズナールなどがいる。アズナールについてはライブ盤での演奏だが、美しいパッド系のシンセをバックに、何と5弦ベースギターでの弾き語りとなっている。また、ガル・コスタのバージョンもストリングス・アレンジが素晴らしい演奏だ。これら両者についてはYouTubeで見る(聴く)ことができる。お薦めである。