つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

ここで火消しの灯が消えてから33年。~元・津幡消防本部庁舎。

2010年10月01日 23時17分55秒 | 日記
今日から、タバコが過去最大の値上がりになった。

ひと箱あたり110円~140円アップ。
1日1箱吸うと仮定して、安くて月当たり3300円負担増。
単純に12ヶ月で考えれば、ほぼ4万円の出費がかさむ計算になる。
普通、モノの値段が上がるのは、原材料費や希少価値が係わるのだが、
今回の理由は、それらと関係のない次元…「増税」である。
市場原理とはかけ離れた経緯は、愛煙家にとってすんなり納得できないだろう。
事実、禁煙に踏み切る方も多いと聞いている。

「今日の一枚」…
津幡町清水チ321番地の建物に「津幡消防本部庁舎」が置かれていた当時、
昭和52年までは、タバコは大きな火事誘因の一つだった。
しかし、喫煙率が下がった今“煙草一本火事の元”というキャッチも
過去のものなりつつある。

これも時流だとは思うのだが、
タバコとエンターテイメントのつながりは縁遠くなるだろう。
ジャズのスタンダードナンバーに「タバコの煙が目にしみて」があり、
シャーロックホームズもジェームス・ディーンも愛飲してきたタバコ。
エンターテイメントにおいて一定の役割を担ってきた。

そして「咥え煙草のいい女」や
「フィルターに口紅がついた艶かしい吸殻」を
見かける機会が減るのは少々さみしい気がする。
コメント
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