つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡のバス停に思う、過去と今。

2010年10月22日 13時59分32秒 | 日記
毎日、色々な事がある。
一時間後、一分後、一秒後であっても、未来は常に未知の領域だ。
何が起こるかなんて分からない。
つまり、人生とは、予測不可能な「未知の道」を行く
「旅」のようなものだと言える。
しかも、その旅は後戻りの許されない「時間」という大地の上にある。
仕事、家庭、育児、地域…年齢を経て背負うものが増えてくると、
一見、平凡に思える「日常」が、実は大変な力業だと知るのだ。

そんな「当たり前」に気付く前、
若かりし頃の僕は、平凡な日常を離れたくて、あちこちへ旅に出た。
徒歩で、自転車で、バイクで各地を回っていた僕が、定宿としていたのは、
「今日の一枚」に映っているような、田舎のバス停だった。

そこを利用するのには幾つかの理由がある。
まず何と言っても「無料」。
終バスさえ行ってしまえば「静か」だ。 しかも上がりも「早い」。
また屋根付きなので「雨露もしのげる」など、何かと利点が多い。
寝袋とトランジスタラジオがあれば、田舎のバス停は、十分快適な場所だった。

…そう言えば、当時の北海道土産に、
黄色の下地に黒で「熊出没注意」の文字と、
吠えるヒグマのアップが描かれたステッカーが流行っていた。
北海道以外の土地では一種のパロディやジョークとして
バンパーなどに貼っていたが、当時、もしも昨今のように
クマの出没騒動が頻発していれば、
落ち着いて眠ってなどいられなかっただろう。
洒落では済まないのである。
コメント
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