先日、山間の民家の傍を通ったら、鶏の鳴き声が聞こえた。
「今日の一枚」は、その声の主…「ボリス・ブラウン」と思しき家禽の写真。
画面には写っていないが、
かなりの数の鶏が庭の囲いの中に放し飼いにされていた。
画面奥、鶏冠の小さいのが雌。
画面手前、立派な鶏冠、体格の大きいのが雄だ。
人家の庭で飼われているくらいだから、人間には慣れているだろう。
しかし、目の前にいる僕と「りくすけ」は、見慣れない相手のはずだ。
我々が近づいていくと、警戒して一斉に遠ざかる。
…が、ほんの少し経つと、下がった群れの中から雄だけが文字通り
「雄々しく」立ち向かってきた。
「論語」にこうある。
『非其鬼而祭之、諂也、見義不為、無勇也』
その鬼にあらずしてこれを祭るは諂うなり。 義を見て為さざるは、勇なきなり)
こうするのが正しいとを知っていながら実行しないのは、勇気のない臆病者である。
人はそれが正しいと思っても、自分の保身のために、声を挙げない事がある。
何かの圧力に屈して、現実を正視せず、大勢につこうとする。
翻れば、風圧に耐え、主張し行動するのは、並大抵の事ではない。
雄鶏はリーダーだったのかもしれない。
彼は、群れを守り危険を排除するために行動した。
使命を貫いたのだ。
「今日の一枚」は、その声の主…「ボリス・ブラウン」と思しき家禽の写真。
画面には写っていないが、
かなりの数の鶏が庭の囲いの中に放し飼いにされていた。
画面奥、鶏冠の小さいのが雌。
画面手前、立派な鶏冠、体格の大きいのが雄だ。
人家の庭で飼われているくらいだから、人間には慣れているだろう。
しかし、目の前にいる僕と「りくすけ」は、見慣れない相手のはずだ。
我々が近づいていくと、警戒して一斉に遠ざかる。
…が、ほんの少し経つと、下がった群れの中から雄だけが文字通り
「雄々しく」立ち向かってきた。
「論語」にこうある。
『非其鬼而祭之、諂也、見義不為、無勇也』
その鬼にあらずしてこれを祭るは諂うなり。 義を見て為さざるは、勇なきなり)
こうするのが正しいとを知っていながら実行しないのは、勇気のない臆病者である。
人はそれが正しいと思っても、自分の保身のために、声を挙げない事がある。
何かの圧力に屈して、現実を正視せず、大勢につこうとする。
翻れば、風圧に耐え、主張し行動するのは、並大抵の事ではない。
雄鶏はリーダーだったのかもしれない。
彼は、群れを守り危険を排除するために行動した。
使命を貫いたのだ。