つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

さらば津幡よ、旅立つ鳥は…。

2010年10月10日 15時01分21秒 | 自然
渡りの季節だ。
早朝、散歩に出かけるために家のドアを開けた途端、
空から耳慣れない啼き声が聞こえる。
見上げれば、群れになった鳥たちの姿。
行き先を見定めるためなのか? 仲間を待っているのか?
理由は判然としないが、ある一定の空を旋回していたり、
幾つかの集団になって同じ方向へ飛び去っていったりしている。
これから、彼等は朝鮮半島~中国大陸へと空の旅だ。
ざっとソウルまでが直線で900㎞余り。
そこから中国東北部まで移動するとして更に800㎞余り。
津幡町からは、ざっと1700㎞を超える、大長躯である。
行く手には、寄辺のない海原が広がっている。
悪天候に遭遇してしまったり、猛禽類などの捕食者もいるだろう。
それは、命を賭けた旅に違いない。

そして、季節が冬になる頃。
あの「ヤマト」が作品生命をかけて、“実写の旅”へと出発するらしい。

1974年に初放映された「宇宙戦艦ヤマト」。
ガミラスの遊星爆弾攻撃によって、余命1年となった地球(人類)を救うべく、
14万8千光年彼方の大マゼラン星雲・イスカンダルへと旅立った宇宙戦艦が、
数々の困難を乗り越えながら、放射能除去装置「コスモクリーナーD」を
持ち帰るまでを描いたTVアニメ史上に残る名作である。
もし「ヤマト」がなければ「銀河鉄道999」も「機動戦士ガンダム」も
「新世紀エヴァンゲリオン」も生まれなかったかもしれない。
当然、その後、今日まで続く作品群への影響も計り知れないほど大きい。
エポックメイキングな1本と言えるだろう。

瞬間物質移送装置、反射衛星砲、波動エンジン、波動砲、ワープ!
36年前にしては斬新な設定である。
美しいイスカンダルの女王「スターシャ」とその妹「サーシャ」。
陰ある悪役…ガミラス帝国の総統「デスラー」、知将「ドメル」、
冥王星前線基地司令長官「シュルツ」。
「沖田十三」「古代進」「島大介」「森雪」「徳川彦左衛門」「佐渡酒造」
「真田さん」「相原」「加藤」「アナライザー」。
今も魅力を感じるキャラクターたちによるドラマ。

当時、夢中になった僕は、番組を見逃さなかっただけでなく、
カセットテープで音楽集やドラマ集を揃え、何度も聞き入った。
おかげで、主題歌・エンディングテーマに加え、
オーケストラによる劇中音楽、セリフなどを今でも空で覚えている。
そんな個人的に思い入れたっぷりの名作が、CGだらけの実写になるという。
果たして、無事にヒットという目的地へ辿りつけるのか??

ヤマトの諸君!?
コメント
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