つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡のブラウン管の墓場。

2010年10月14日 23時27分14秒 | 日記
[サンフランシスコ発 ロイター電]

【SONYは、10月12日(日本時間13日)、
『GoogleのOS「アンドロイド」を搭載したインターネットテレビを
  アメリカ市場で16日から発売する』と発表した。】

インターネットテレビは、テレビ番組とともにインターネットの閲覧ができる。
テレビ視聴をしながら番組にツイッターしたり、スポーツの試合結果を確認したり、
関連動画をネットから探すことができる。
また、来年初めには、グーグルのネットストアも利用可能になるそうだ。
これを「進化」、あるいは「発展」とするなら、
一方で「退化」、または「消滅」するものもある。
「今日の一枚」…津幡町の片隅に打ち捨てられた「ブラウン管」達である。

「ブルーハーツ」は唄った。
♪ブラウン管の向こう側、カッコつけた騎兵隊がインディアンを打ち倒した。
「浜田省吾」も唄った。
♪欲しいものは全てブラウン管の中。
「ザ・ブーム」が唄った。
♪ブラウン管から黄色い声がする。
「馬場俊英」の場合はこうだ。
♪ある土曜日に辿り着いた街はブラウン管の中に。
「斎藤和義」ならこう唄うだろう。
♪僕の見たビートルズはTVの中。 ブラウン管には今日も戦車が横切る。

かつて別世界への入り口だったブラウン管が消えようとしている。
累々と続く、昭和の屍
一抹の寂しさを禁じ得ない。
コメント
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