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上砂理佳のうぐいす日記

銀座中央ギャラリーの版画展、お越しのお客様、ギャラリーでお世話になった皆様、ありがとうございました!★

迷走する大阪

2008-05-25 | フィギュアこんな話も

大阪名物食い倒れ人形も、この定位置からさらば。
どこへ行くのかは、いまだ迷走中です。

先週は日本スケ連宛にも手紙を送り、青嶋ひろのさんにも送り、そして臨海存続の会にもメールを送り、昨夜は大阪府知事室にもメールを書き送ってしまった。
いったい、いつ仕事すればええねんー…ってか、今はまだ展覧会なくて、地道~な仕事ばっかやってるの。そんだもんで、色んな事を考えてしまうのですね。
あ、大阪府知事への要望は、HPからメールフォームで送れますが、文字数制限999字なので、くれぐれも下書きしてから一気に送りましょう。モタモタしてると、30分でタイムアウトになってしまうよ(タイムアウトになったうぐいすさんより)。

今日、臨海存続の会のHP見たら、少し更新されているのよ→読売新聞より
でも他のメディアでは載っていない???なぜだ。
私は「存続の会が、イベント後にどう動いているのかさっぱり解らない。日本スケ連からの援助とは具体的に何なのか、企業への働きかけは何かしているのか、HP上でわずかでも回答して欲しい」という主旨のメールを21日に送ったけれど、その事に対しての返答は、なーんもない。イベント前後は丁寧な応答だったのに、イベント終わったら、なんかほったらかしやん~?^^; 回答してくれん限り、「誠意なし」ってここで書いちゃうよ(笑)。まあ忙しいのでしょうけど。
しかし、選手のリンク貸切料金15%値上げと、駐車場の有料化で、3000万余も収入がUPするだろうか。ホンマかいな。この計算???

臨海の指定管理業者は南海電鉄だけど、これって、「オーナーは大阪府」で、「雇われ店長」は南海ってことですよね。
臨海の最寄り駅の「高師浜」は、大阪の中心地「なんば」から南海電車で30分くらいだけど、途中の羽衣駅で乗り換え、わずか2両のローカルな支線に乗らないといけない。私が乗った感触では、スポーツセンターが出来たからといって「南海電車、儲かってウハウハ」という訳ではないみたい。近辺の利用者はほとんどが車なのでしょう。
駐車場が有料化したら、一般の趣味で滑りに来る人たちは、かえって足が遠のいてしまうのではなかろうか。でも、趣味で滑る人が増えたら増えたで、今度は選手クラスの人たちの練習が困る…「選手がすぐ側でジャンプの練習をして恐い」ってのと「一般の人達が混雑してるのでロクに練習出来ない」という永遠の意見対立は、それぞれの利用時間を明確に分ける事で解消できるんだろか。

しかし、店の売上げが悪ければ、店長とオーナーがあれこれ知恵を絞って黒字にするのがフツーではないのか。何故、いわば「客」である施設利用者が赤字解消策を練らねばいかんの?
んんん?ここまで書いてて「なんかおかしい???」
大阪府が「こんな店OPENしたら繁盛するかなー。たぶん、繁盛するよなー」と安直なプランで開店した「店」が臨海スポーツセンター。
「店」の営業は他の人=南海にまかせておいて「赤字じゃん!駄目じゃん!」とののしったあげく、「もー店舗が古くなったしさー。他にも似たような店いっぱいあるしさー。この店たたむわ」と、ある日突然閉店を告げる。
「雇われ店長」の南海は他に本業もあるし、実はホッとしてる…(のかな。わからんけど)。でも、「店」を拠り所にしてきた「顧客」は、当然路頭に迷う。

そういうことなんだろか。
だとしたら、やっぱり大阪府は責任持って「顧客」が納得出来るように、「他店」まで誘導するか、店を閉じないで繁盛させる方向にしないといけないんじゃないだろか。
もっとも橋下さんも「俺が作ったんじゃないだろー!」と怒りたくなるのかもしれんが(臨海作ったのはどの知事の時だったんだろ?)。
私は、大阪府も南海も「存続の会」も、みんなそれぞれ言い分があって(南海だけは言い分が解らないが)、それは「正しいっちゃ正しい」と思う。
リンク利用者側も、公営だからって甘えがあったのかな…とか、思わなくもなかった…でも、たとえば図書館がいきなり有料になったら抗議しますよな。近くの図書館がなくなると聞けば「反対!」するし。
それが必要でない人にとっては「税金の無駄使い」だけど、必要な人にとっては「余りにむごい仕打ち」だ。

だから、
「あのお。すみませんが、もうこれでは店やっていけませんので…値上げさせて頂きたいんですよ…」
と店長が打診して、
「そうですか…なら仕方がないですね。私もここが無いと困るんだし」
と客が納得する。
そういう形がいいんだよね。とことん納得しあって。
でも今、オーナーは他にも一杯店を持ってるから、バランスとして効率の悪い店は撤退したいのよね。本音は。それは経営者としては当たり前か。
つうか、オーナーの大阪府は、「リンク経営のノウハウ」なんか知らないのですよね。当然。でも、南海電鉄も知らないやん?
リンク経営のプロじゃない人が経営してるから、うまくいかないのは当たり前では…。
南海電鉄のHPに「りんすぽ」ってありますが、そこには「ミズノ」のリンクが貼ってある。
そこから辿ってみてたら、この施設ってミズノが作ってるんですよね?ミズノは他のスポーツ施設の指定管理業者もやっている。
だったら、ミズノに「雇われ店長」してもらったらどうなんだろ。
だって「スポーツ施設運営のご相談うけたまわります」と書いてあるよ。「スポーツのプロ」にまかせたらアカンのだろうか。不思議だ。
臨海リンクの壁に、コカコーラやらポカリやらの広告バナーが「でーん」と貼ってあったけど、ミズノもスポンサーの一つにもう入っているのだろうか。それか、運営にも携わっているの?(どうなん?)。

文化・スポーツの支援は、私、最終的には国=文部科学省の管轄だと思うんだけど、今すぐそうはならない。何年もかかりそう…。
ならば、もう徹底的に粘って交渉して、双方が少しずつ折れて、1年でも2年でも持ちこたえるしかない。。。そういうことでしょうか。
★次は「夢のサポーターシステム」について書きたいです★
(こういう構想は得意^^)
コメント (3)
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